交差点の真ん中で着替えるわりと寒い日曜日
色、色、色。
どの線を基準に世界をみたらいいかわからなくなる、表参道の景色の中で。
一つ二つの会話とすれ違い、
例えば楽しげな顔はやっぱり気持ちを明るくするなぁと、思いながら歩く。
見たことないゼリーを買うことに対する安心感と不信感。
何を信じて買っているのか、わからないけど、
そこに前後の空間があって、自分の前にも誰かが買ってたんだろうな。
っていう、安心感と、
自分の後ろに並ぶであろう、今後のお店の状況を想像しながら。
となると、そこにいるのは、信用の証でもある。
ある意味ブロックチェーン的発想ではある。
一つの商品を手に取るには、たくさんの人の介入があって、
もちろんたくさんの商品も並んでいるのだけど、
明日もきっと同じものがあるし、
明る火曜日に、その商品が陳列棚から消えているのをしったとき。そして、こっそりちょっとダケ名前が変わってまたまた上から2段目くらいにひょっこり帰ってきたときなど、
なんとのいえない、久しぶり感。がある。
そこで、リアクションをとりたい。でも、きっと1人の自分はそこでリアクションをとれない。
アクションを起こすことはわりと用意な気がするが、
リアクションを1人で、夜に取るのは中々至難の技である。
だから寄り道をする。
それか、家に生物を置く。
人間に近づけるロボットじゃなくて、犬に近づけるロボットがあったらいいのに。
寒い。
11月がはじまりました。