セリフぺディア

信用経済に信用スコアにこれからの価値を見つけていく言葉

ハロウィン東京

f:id:memento377:20160913191524j:image

 

曲がっているシールを、貼るタイミングで呼んでもらえればどうにかまっすぐ貼る方法を伝えるのだが、そんなタイミングで呼ばれるわけないし、じゃー車で30分です道が混んでなれば、あ、ごめんなさい車持ってないんですよ、免許はゴールドなんですけどね笑 じゃー、まあ最寄駅からわりと歩きますよ、わかりやすいですけど本当とにかくまっすぐなんで、はい、つくばは乗ったことないのでわりと楽しみですよ、あ、でもちょっと別件入っちゃったんで今回のシール的な件はぼく的にはスルーでもいいかなぁ。みたいな会話の不毛さと、あるある系の笑を、うまく噛み舐めして、ホームボタンを押す感じでさっとしまう今日の一コマ。

ユーチューブのCMみたいに、なんかどうにかねばってやろうなんて魂胆もなく、さらっと閉じるみんなの瞳は、ある意味今の時代を映すというのよりは、流すって感じで、あーやっぱり時代っていうのは、せせらぎなんだなぁって空気を飲み込む道玄坂の登り。

 

1つのタマゴが届いたのは、

たしか空が緑色だった日。なんでだろう、お盆のせいかなぁと思ったけど、空が緑色だった。もしかしたら、クーラー苦手なんすよなんて言って夜中暑くて眠れなかったバイトの同僚が、計算があわないんだけど、そのままの言葉を信じれば37時間くらいクーラーつけた途端寝てしまって、バイト始まる時間にこなくて、いつも帰るのに結局、まあいけないことなんですけど、そのまま16時間くらいぶっ続けでバイトして、うん、ファーストフード店ね。そこで、変に夜中チカチカする蛍光灯をぼーっとみたりしながら休憩とれねえよって誰にも見えないところでうまく休んで、そのまま仕事終わりの勢いでコンビニいって、なんか微妙な仲間意識とともにクソみたい接客だからブチ切れてやろうかって感じで、店員の目の前で缶ビール、いや、350の発泡酒を開けた一気飲みして自動ドア開くの遅えんだよ!とか、啖呵のつもりでボソッと言って、職場がある地下の一連のスペースから、浮かび上がった僕の目にはキツイキツイ太陽光。

何時間起きたら、こんな眩しい午前中を浴びれますか、そうですね、夕勤と夜勤をたして少しだべったくらいです。

 

緑色の空だ。

 

今日の、今日における、今日の為の、今日だからこそ、今日しかない、今日の思いを。